ISTP型の解説

ISTP型の概要


  • エネルギーの方向…内向

  • ものごとの捉え方…感覚

  • 判断の仕方…思考

  • 外部への態度…知覚

彼らを言い表す言葉としては「技能者」でしょうか。
自分のやり方に対するこだわりが強く、合理的に物事に対処する人たちです。

ISTP型の特徴


  • こだわりが強い

  • 現実的で具体的な思考を好む

  • 冷静で客観的

  • 雑談などのコミュニケーションは好まない

  • しかし、興味のあることにはとてもお喋り

  • 他者への関心が薄い

  • マクロな視点を苦手とする

  • トラブルへの対応が早い

ISTP型の心理機能


第一機能の概要


第一機能である内向的思考は、ISTPの場合は「我流」と解釈するのが分かりやすいでしょうか。
作業のやり方を教科書的に学ぶのではなく、独自に考え実践の中で磨いていこうとします。

後述する第二機能の影響によりISTPは、実際に手足を動かすことで我流を探ろうとします。
「これはこういうものだから」のようなやり方の押し付けには我慢が効きません。自分で模索せずに従うことは思考停止として批判するでしょう。

第二機能の影響


第二機能である外向的感覚は、身体的感覚を元に現在をキャッチする機能です。
頭の中でゴチャゴチャ考えるより、実際にやってみることを好みます。

ISTPの場合、これが第一機能の内向的思考回路と結びつくことによって抜群の危機対処能力として花開くと言われています。
参考書籍(※)でISTPが作業者向きとか武器の扱いが上手いとか語られるのは、この機能の影響でしょう。

一方で未来に対する視野、即ち長期的なビジョンを思い浮かべることは苦手です。
第三機能の影響により意識すれば解決可能だが、意識する必要がある上にそもそもそれを考えることを好みません。
根本的な問題に対して手を打たず、悪く言えば場当たり的な対処を繰り返すことも。

※ 『カーシー博士の人間×人間(にんげんかんけい) セルフヘルプ術』『あなたの天職がわかる16の性格』など

第三機能の影響


第三機能は解釈が分かれるため説明を省きますが、だいたい情報をパターン化する機能として働きます。
第二機能に外向的感覚を持つにも関わらず、ISTPが考えなしに行動するタイプではないのはこの影響が大きいです。

物事をパターン化し、頭の中である程度の戦略を組み立てて行動することが出来ます。
第二機能である外向的感覚の長所と引き替えになるため、バランスを取ることは難しいですが。

第四機能の影響


そんなISTPにとって、課題であり寄る辺であるのが第四機能の外向的感情です。
第一機能の内向的思考と対となる機能であり、普段は表に出てくることがありません。

外向的感情は他者と共感することで、周囲との調和を図ろうとする機能。
これを意識的に働かせたISTPは他者の考えを受け入れる度量を発揮し、とっさに働かせた場合には相手を思いやった親身な行動を取ることが出来ます。
内向的思考が蔑ろにしているものを拾うことが出来るのです。

しかし、本来外向的感情を振るうのはISTPの得意とするところではありません。
多くの場合は内向的思考が優先され、我が強く空気の読めない人物として捉えられてしまいがちです。

また、ストレス化で外向的感情が表出した場合は、人間不信気味な性格が表に出るようになってしまいます。それを解消するため、表面的な友好関係の構築にやっきになることも。

心理機能の総括


適応能力が高い器用な人。
危機対処能力も相まってトラブルや緊急事態に強く、その場その場で臨機応変に対応してしまいます。
こだわりが強い一面が分かりやすく、他の人から見ると予測出来ないところで感情的になることも。

コミュニケーション能力が低いわけではないのですが、

「あなたはあなた。私は私のやり方でやる」

「自分が分かっているならそれでいい」

などと考える傾向もあり、他者と考えを共有することを軽視しがちです。

ISTP型の課題


上記のような特徴を持つISTP型は以下のような課題を持つとされています。


  • 皮肉や批判を平気で口にする

  • 自分が興味を持ったものにしかエネルギーを注がない

  • 未来を想像せず、長期的なビジョンに関心を持たない

  • 決断を先送りにする

また、上手く心理機能が成長していない場合には次のような短所も発現します。


  • 熟慮せず、対応が場当たり的になる

  • 外界に対する関心や行動力が欠如する

このような課題に対し、ISTP型は他の人とともの自分の気持ちや感情に名前を付け、それらが対人関係でどういう意味を持つか考えることで成長できるとされています。

最後に


ISTPは個人プレーヤーです。
集団行動が出来ないわけではないのですが、彼らの本領は一人でいるときに発揮されます。
我流とセンスに任せた作業者・実践者として、トラブルや緊急事態において活躍するでしょう。

この記事がISTP型の皆さんの役に立ったなら嬉しいです。

筆者からのちょっとした余談と偏見


シニカルという印象が似合う人たちだと思う。
実戦思考かつ切れ者、一方で筆者からすると細かすぎるこだわりを持っている。

話が飛ぶが、歴史を紐解いていくと「戦上手だが長期的な戦略思考に欠ける」という人物が散見される。
完全に推測で物を言うが、もしかすると彼らはISTPだったのかもしれない。

診断する

自分のタイプが分かっている方はこちらから!

.

動物診断はこちら!

.

エラーが発生しました