ISFP型の解説

ISFP型の概要


  • エネルギーの方向…内向

  • ものごとの捉え方…感覚

  • 判断の仕方…感情

  • 外部への態度…知覚

彼らを言い表す言葉は多々ありますが、「受容者」といったところが妥当ではないかと思います。
現状打破などの変革には興味を示さず、豊かな感性で何かを感じることこそ本領という人たちだからです。

ISFP型の特徴


  • 自分の価値観を大切にする

  • 遠慮深く、物静か

  • 地味で控えめ

  • 繊細

  • 職人芸を磨こうとする

  • しかし、それらは何らかの理想の体現や計画のためではない

  • 弱者に対する慈愛を持つ

  • 不和や対立を恐れる

  • 批判に敏感

  • 自分をアピールしない

ISFP型の心理機能


第一機能の概要


第一機能である内向的感情は、主観的に「感じる」機能
「私はこれが好きだ」や「私はこう感じた」を感じる機能で、これが弱いと未知の物事を価値判断することが困難だったりします。

内向的感情をISFPは自然と行使します。
そのため彼らの感受性は非常に豊かで、愛する物事に対する献身ぶりが凄まじいです。

「私には自信がないけど、私が好きなものには自信がある」

「あなたが気に入らなくても、私はこれが好きなの」

このような台詞は典型例でしょう。
自分の価値観を大切にしていると言うか、優しさというよりもっと重い「特定対象への愛」の行使

一方、感情機能でありながら内向的感情はコミュニケーション能力にはあまり寄与してくれません
内心を見つめる機能であるため、周囲の空気を調整するようなことは苦手です。
そのため、第一機能としてこれを行使するISFPやINFPは口下手なことが多いです。
親しい間柄であればまた別でしょうけれど。

第二機能の影響


第二機能である外向的感覚は、現実をキャッチする機能
内向的感情を第一機能とするISFPの場合では、極めて繊細な美への関心となって表れます。
抽象的な表現であるためISFP当人からすると首をかしげるところかもしれませんが、彼らは的確に現実を観察してそれに感情を抱きます。

具体的な話に無理やり落とし込むならば、私は「紅葉やオーロラなどを見たときに『美しい』もしくは『醜い』と感じるセンス」こそがそれだと考えています。
ISFPは数が多いため本人たちは「当たり前の感想」と思っているかもしれませんが、第一機能と第二機能のコンボがなければ困難なことを自然と行っているわけです。
(真逆のタイプである筆者(ENTJ)からしたら、どちらもただの自然現象であり特に何の感慨もないです。葉っぱの色が変わっても何の役にも立たないし、オーロラよりネオンの方が明るくて助かるくらいですね)

第三機能の影響


第三機能は解釈が分かれるため説明を省きますが、ISFPの場合はだいたい「こんな可能性があるな」という推察を行う機能として働きます。
感受性が強い割に現実的なISFPが、現在ではなく未来に対して意識を向けるにはこの機能が必要になってきます。
第二機能である外向的感覚の長所と引き替えになるため、バランスを取ることは難しいですが。

第四機能の影響


そんなISFPにとって、課題であり寄る辺であるのが第四機能の外向的思考です。
第一機能の内向的感情と対となる機能であり、普段は表に出てくることがありません。

外向的思考は客観性や論理的な判断に重きを置き、システム化や効率化を行うという機能。
これを意識的に働かせたISFPは自分の考えを分かりやすく言葉にして表現することが出来、とっさに働かせた場合には論理的に物事の因果関係を説明出来ます。
内向的感情が蔑ろにしているものを拾うことが出来るわけです。

しかし、本来外向的思考を振るうのはISFPの得意とするところではありません。
多くの場合は内向的感情が優先され、感情に左右されやすい繊細な人物と見られやすいのです。
また、ストレス化で外向的思考が表出した場合は頑固で人の話を聞かない人物になってしまうことも。小さなことでしつこく人に噛み付き、自他ともに無価値と根拠もなく思い込む傾向があります。

心理機能の総括


感情的ではあるが、意外と現実的で地に足がついている人物
先読みや計画が苦手なことは多いでしょうが、心理機能が健全に発達していれば突拍子もない人にはならないはずです。
(あくまで理論上ですが)しっかりと現実を捉えた上で豊かな感受性を発揮し、特定対象への献身的な愛を捧げることが出来ます。

一方、未来に対するビジョンを描くことは苦手であり、洞察は苦手なようです。
また、客観的に物事に取り組むためには外向的思考を意識して行使する必要がありますが、ネチネチとした嫌みになってしまわないように注意は必要です。

ISFP型の課題


上記のような特徴を持つISFP型は以下のような課題を持つとされています。


  • 自分の意見を発言出来ない

  • 未来を想像せず、対応が場当たり的

  • 客観性に乏しい

  • 他者からの批判に過敏

また、上手く心理機能が成長していない場合には次のような短所も発現します。


  • 個人的かつ視野の狭い考えを持つ

  • 他者の意見や周囲の雰囲気に流される

このような課題に対し、ISFP型は親しい人とともに自分の選択や決断をリストアップし、自分の価値観や優先順位を分析してみることで成長できるとされています。

最後に


ISFP型は「個々」というもので生きています。

彼らは自分の価値観・趣味・居場所を持ち、時間間隔すら独自の感覚でとらえているとされ、それらを大切にします。
他者からそれらを侵害されることを好まず、また自分も他者のそれらを尊重するでしょう。

この記事がISFP型の皆さんの役に立ったなら嬉しいです。
ご意見・ご感想などお待ちしています。

筆者からのちょっとした余談と偏見


一説には日本人に最も多いと言われるのが、このISFP型である。
余談という形で特別言及したいのは、やはり彼らの優しさについてだ。

優しいと評されることが多いISFP型だが、彼らの優しさは一般的にイメージされるそれとは異なる。
内向的感情を主機能とする彼らは確かに「一番大切なもの」に対しては信じられないほどの愛を注ぐが、それは決して博愛ではない
周囲との調和や思いやりを意識し、困っている人に対してスマートに手を差し伸べるというようなことはISFP型に要求すべきではない。

ISFP型は優しいというより、思いやりと敬意を持つことが出来る人たちなのだ。
配慮・協調を得意とするのはISFJ型ほかであって、ISFP型にそれを求めるのは少々酷となる。
あなたが彼らにとって献心の対象であるのならば話は別だが。

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